みなさんは、KLEMAN(クレマン)というシューズメイカーをご存知でしょうか?
フランス製で質実剛健なつくりにもかかわらず、価格は2万円未満の革靴をつくっています。
今回はKLEMANのポストマンシューズモデル「PASTAN」のサイズ感や履き心地と、
代表的なモデルを紹介したいと思います。
KLEMANは、2~3年前からビューティ&ユースやBEAMSなどのセレクトショップに並ぶようになった気がします。
ぼくはSANDERSの結構いい革靴をずっと履いていたのですが、履く度に重いし足が痛いので困っていました。
でもいいやつだから、とソールや内側を修理してもらいながら4~5年使ってた。
今思えば謎です(笑)。
そんなこんなで、足が痛くならない、しっかりした革靴ないもんかなぁと思っていたところ、店頭で「おっ」と思ったのがRed WingやDannerのポストマンシューズ。
ポストマンシューズは、靴底がラバーになっている革靴のことです。
こちらはレッドウィング公式サイトの説明。
軍人に始まり、警察官や郵便局員など、制服を着て働く公務員用の靴をアメリカではサービスシューズと呼びます。
ポストマン・オックスフォード#101は、こうしたサービスシューズとして、1954年に発売されました。
発売時は「ポリスマン、ポストマンまたステーションオフィサー(駅員)用の靴」とされていましたが、USPS(米国の郵便局)に採用され、全米の郵便配達員が履くようになり、「ポストマン・シューズ」の愛称で呼ばれるようになりました。
この靴が郵便配達員に支持されたのは、デザインと機能性を高いレベルで兼ね備えていたからです。
制服に合うフォーマルなシェイプ、品のある光沢を持ち雨にも強いレザー、長い距離を歩いても疲れにくい靴底などの組み合わせです。
特に、クッション性に富む柔らかいラバー製の厚いソールを、スマートな黒い靴に採用したのは画期的でした。
このソールは、従来のカカトを別にとりつけるタイプのソールに比べて衝撃をはるかに良く吸収し、足への負担を軽減できたので、郵便物がぎっしりと詰まった重いバッグを肩にかけて毎日長い距離を歩くポストマンが待ち望んでいた靴だったのです。
このデザインと機能性の両立は、現代のユーザーにも魅力であり続けています。ビジネスライクな服装にも、ドレスダウンしたカジュアルなスタイルにも応用でき、街中をアクティブに歩きまわっても疲れにくいシューズとして、活躍の場が広い靴です。
だからこそ、発売後60年経っても変わることなく愛され続けているのです。
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ポストマンシューズってなんか言葉の響きが好きなんですよね。
ビートルズの”Please Mr. Postman”って曲がありますが、音楽ともつながっている点も好きです(むりやり)。
ただレッドウィングはまーまー高い。なかなかふんぎりがつかず早幾年。
ダナーであればアンダー3万円でしかも日本製ですが、こちらもなかなか手が出ず。
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そんなとき、アローズでKLEMANと出会いました。
なんといっても、フランス製でレッドウィングの半額以下!ってのが魅力でした。
ポストマンシューズ:PASTAN
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即購入してみました。
サイズ感や履き心地
ぼくが購入したのは「41」というサイズです。
41って何サイズ!?と思いましたが、EUでのサイズ表記とのことで
日本サイズとの対比はこういう感じらしいです。
EUサイズ | 40 | 41 | 42 | 43 | 44 |
日本サイズ | 26cm | 26.5cm | 27cm | 27.5cm | 28cm |
※実寸
普段ぼくは26.5(靴によっては27cm)のスニーカーを履いていますので
まさにジャストサイズ。
幅もちょうどよい。
そして厚手のソックスでも無理なく履けましたので、スニーカーのサイズと照らし合わせて、上記のサイズでいいと思います。
ラバーソールでグリップも良好。軽さも保証。
ポストマンシューズ以外にも色んなモデルがあります。
チロリアンシューズ:PADRE
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ローファー:DALIANI
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結構どれも調子いい!
みなさんも興味があれば、ぜひセレクトショップで試着してみてくださいね^^
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました!