【ピッチフォーク厳選リスト】見逃し厳禁!だけど見落としがちなこの冬の名盤まとめ

あなたが見逃してるかもしれないGreat Records

 

先日、米音楽批評サイトのPitchforkが以下のリストを公開しました。

 

https://pitchfork.com/features/lists-and-guides/great-records-you-may-have-missed-winter-2018/

 

題して「あなたが見逃しているかもしれない、この冬の名盤」です。
今回は、ピッチフォークのフルリストと、その中から個人的に気に入ったレコードを
紹介していきたいと思います。

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以下に転記してみました。

 

Great Records You May Have Missed: Winter 2018

 

アーティスト名/アルバム名/ピッチフォーク上のジャンル

1. Anenon / Tongue – Electronic
2. Bbymutha / BbyShoe – Rap
3. Camp Cope / How to Socialise & Make Friends – Rock
4. Dedekind Cut / Tahoe – Experimental
5. Drakeo the Ruler / Cold Devil – Rap
6. Nils Frahm / All Melody – Electronic
7. Peggy Gou / Once EP – Electronic
8. Hovvdy / Cranberry – Rock
9. JPEGMAFIA / Veteran – Rap
10. Kilchhofer / The Book Room – Electronic
11. Ravyn Lenae / Crush EP – Pop/R&B
12. Maxo Kream / Punken -Rap
13. Nipsey Hussle / Victory Lap – Rap
14. Hailu Mergia / Lala Belu – Global
15. No Age / Snares Like a Haircut – Rock
16. Payroll GiovanniCardo / Big Bossin Vol. 2 -Rap
17. Pendant / Make Me Know You Sweet – Experimental
18. Portal / ION – Metal
19. Jeff Rosenstock / POST- – Rock
20. Shopping / The Official Body – Rock
21. Tracey Thorn / Record – Pop/R&B
22. тпсб / Sekundenschlaf – Experimental

 

以上の22枚です。

MALO’s Pick

 

ここから先は、個人的に気に入った作品を紹介していきます。

 

тпсб / Sekundenschlaf

といっても、ぼくが聴いたことのあったアルバムはこの1枚だけ。
最後にピックアップされている
тпсб / Sekundenschlaf
です。読み方むずっ。
まずはこちらからご紹介。

 

タイトルの”Sekundenschlaf”は、どうやらドイツ語で英語でいう”Microsleep”と訳されるようです。
ほんの束の間、睡眠状態に陥ることですかね。
車の中でそんな状態になって、ハッと気が付いたら女の子が目の前にいる瞬間がそのままジャケになってるのかな、と。

 

 

このジャケットに惹かれてレビューを見てみたら、そこそこ高評価(7.8点)そしてジャンルが「Experimental(実験音楽)」
このレコード出しているレーベルも”Blackest Ever Black(和訳するとまっくろくろ?笑)”と
なんとも不穏な空気を醸し出していたので、買ってみたんです。

 

聴いてみると予想通り不穏な雰囲気が全体に流れながらも、
その上に浮遊感のあるビートやメロディラインが乗ってきて
なんともいえない心地よさを体験することができます。
ひんやり冷たい深遠の中を歩いている感じ。

 

帰りの電車や夜道で聴いております(笑)。

 


 

レコードしか売ってないんですけど、ダウンロードコードが入っているので安心。
かっこいいジャケットなので、レコードで持っておいても損はないかと!

 

No Age / Snares Like a Haircut

続いては知ってる人も多かろう、ノイズ・ロック・バンドのノー・エイジです。LA出身。
二人組でベースがいません。音スッカスカです(笑)。

 

 

ライブ楽しそうです。カナダのバンドであるJapandroidsと同じ編成ですね。

 

 

彼らの疾走系ノイズロック名盤。

 



 



 

さて、そんなデュオの4年ぶりの新作はどんな内容なんでしょう・・・と困ったときはディスクユニオンの紹介文(笑)。
以下引用です。

 

ブラック・ホールのためのロックンロール! DIY精神に貫かれた活動を続けるロサンゼルスのノイズ・ロック・バンド、NO AGE、約4年半ぶりとなる待望のニュー・アルバム!痛快きわまる最高のドライヴ・ミュージック!

モダンな感性で米ルーツ音楽をアップデートし続けるバンドとして、キャレキシコはもはやウィルコと並ぶUSの至宝と言っても過言ではない! 前作『Edge of the Sun』以来およそ3年ぶりの新作となるこの9thアルバムも、曲ごとに新たな試みが散りばめられている。開放感に満ちたギターサウンドとキャッチーなメロディがたまらないリード曲「End of the WorldWith You」、打ち込みサウンドとレゲエビートにメキシコ風味が融合された「Under theWheels」、優美で温かなフォーキー・ポップ「The town & Miss Lorraine」、バンド史上最高にファンキー&グルーヴィな「Another Space」、大空に吸い込まれるように壮大で感動的な「Eyes Wide Awake」など、新鮮な驚きの連続。アメリカとメキシコの郷愁をブレンドした“耳で楽しむロードムービー”というべき彼ら本来の魅力はそのままに、ダイナミックでポップに進化を遂げた最新型キャレキシコ・ワールド―ウォー・オン・ドラッグス~カート・ヴァイルなどのファンも今こそ聴くべき、これぞ現代最高峰のオルタナ・ルーツ・サウンドだ!
ロサンゼルスのアート・スペース、ザ・スメル(The Smell)を拠点に、DIY精神に貫かれた活動を続ける、ドラム&ヴォーカルのディーン・スパントとギターのランディ・ランドールの二人から成るロサンゼルスのノイズ・ロック・バンド、ノー・エイジ。2008年のファースト・アルバム『ノウンズ』(サブ・ポップ)が世界的に高い評価を受け、USインディ・シーンにおける最重要バンドのひとつとなった彼らがサブ・ポップを離れ、ドラッグ・シティからリリースするニュー・アルバム。
『スネアズ・ライク・ア・ヘアカット』は良いクソ(shit)のように鳴り響く。ローファイ、ガレージ、パンク、ハードコア、シューゲイズ、サイケ、ノイズ、エクスペリメンタルといった、彼らの音楽を形容する上で用いられてきたありとあらゆるタームが吹っ飛ぶほど爽快なロックンロール・アルバムだ。適度にポップなメロディと、ノイジーなギターが牽引する疾走感あふれるサウンド……。これはまじりっけなしのドライヴ・ミュージックだ。あなたは同乗者に指名された。乗れ!前作『アン・オブジェクト』(2013年/サブ・ポップ)に続き、『ノウンズ』でグラミー賞の最優秀レコーディング・パッケージ賞にノミネートされたブライアン・ローティンジャー(ジェイ・Z『4:44』『マグナ・カルタ…ホーリー・グレイル』等)がパッケージ・デザインを担当。

 

どんだけ詳しいかっ!

 

マイナーなバンドでもかなり詳しいレビューが載ってるディスクユニオンの紹介文はオススメです。
聴いてみたくなりますよね。

 

Dedekind Cut / Tahoe

 

ジャンルがExperimentalだったのと、不思議なジャケが気になったので聴いてみたらよかったです。

 

 

YouTubeでアルバム全部聴けちゃいます。
流してること忘れるくらい環境に溶け込むアンビエント・ミュージック。

 

以下、ディスクユニオンの紹介文です。

 

〈HOSPITAL PRODUCTIONS〉からのファースト・アルバムが各所で絶賛された、LEE BANNON(NINJA TUNE)によるプロジェクト DEDEKIND CUT2年ぶりのニュー・LP!!
今作はUSインディー・エレクトロニックミュージックの重要拠点〈KRANKY〉からリリース!
CHINO AMOBI、YVES TUMORなどの気鋭プロデューサーらに混じり新たな作家性を提示してきた DEDEKIND CUT、終焉と再生の連続をつづる悠久の時間が凝縮されたサウンドスケープ。ドローン/アンビエント/ノイズからフィールド・レコーディングの境目が融解する稀有な音楽体験。

 

ノー・エイジに比べると短っ(笑)。
ですが、あるだけでありがたいです。

 



Nils Frahm / All Melody

 

ジャケのなんともいえない物寂しげな感じが気になり、視聴したら素晴らしかったです。
Four Tetを思わせる浮遊感のあるビートと切ないメロディの融合。

 

 

以下、ディスクユニオンの紹介文です。

 

ニルス・フラームが約4年振りとなるスタジオ・レコーディングアルバムをリリース。スタジオを作るところから始めた壮大な計画は、自分の理想の音を自由に追求し続けた初めての作品。シンセサイザー/ハーモニウム/パイプオルガン/ピアノ/ヴォーカルなど多くの楽器が織りなす夢のような新世界。こちらは
ROUGH TRADE EXCLUSIVE5曲入り12″がプラスされた3枚組仕様です!

■Double LP plus Rough Trade Exclusive LP 『Encores 1』 featuring 5 extra tracks. Comes housed in a tip-on sleeve with photograph including 12-page photo booklet and download code

彼のいままでのアルバムでは物語性を伴うものがいくつかありました。『Felt』(2011年)では、自身の古い寝室内のスタジオで夜遅く録音するとき、隣人への配慮からピアノのハンマーに気を使った事で生まれたに独特のピアノの音、続くアルバム『Screws』(2012年)では、親指を怪我した為に残りの9本の指での演奏を強いられた事で生まれた繊細なタッチのサウンド。彼の制作してきた作品は何かに制限を受けて来たものが多く、思いついた多くのアイデアを自由に形にすることは行って来ませんでした。ベルリンに建築された自分の理想的なスタジオが完成した事で本当の意味での自由な音作りをする環境が整い、そして制作されたアルバム『オール・メロディー』。今までの作品がすべてここに繋がって置く為の準備期間だったのではと思わせるサウンドは、いままで聴き慣れたピアノからシンセサイザー/ハーモニウム/パイプオルガン/竹製の楽器、そして新たに取り入れたヴォーカル。間違いなく彼の今後の音楽活動の分岐点となる最重要作品の完成と言えるでしょう。

 

スタジオから作るって・・・よく4年で作れたな(笑)。

 



 

国内盤も出てる!ボートラ収録のようです。

Hovvdy / Cranberry

 

ミニマルなインディポップがひたすら落ち着く。
こちらもフルアルバム視聴できます。

 

 

ディスクユニオンの紹介文はコチラ。

 

テキサスはオースティンを拠点に活動するベッドルーム・ポップ・デュオ、HOVVDYが2ndアルバム『CRANBERRY』をリリース!

■限定クリア・ヴァイナル、ダウンロードコード付き

テキサス州オースティンを拠点に活躍する、ベッドルーム・ポップ・デュオ、HOVVDY (ハウディ)。そのオーガニックで優しい、ローファイ・ポップ・サウンドで巷のインディー・ポップ・ファンの耳と心を掴んだ彼らのニュー・アルバムが到着した。
元々はドラマーだったというチャーリー・マーティンとウィル・テイラーが出会ったのは、2014年頃のこと。”静かな音楽が好き”という共通点を持つ二人は、すぐさま意気投合、テキサスの自分たちのベッドルームや家族の家で自分たちの1stEPをレコーディングした。その後も曲作りとレコーディングを続け、ミュージシャンとして成長していった2人は、2016年デビュー・アルバムとなる『TASTER』をリリースした。彼らのどこかメランコリックでダウン・テンポ、しかしリズミックで希望がぽっと灯ったローファイでミニマルなポップ・サウンドは、世の早耳インディー・ポップ・ファンの注目を集めた。
続く本作『CRANBERRY』も、シンプルなリフを独特な形で積み上げた、メロウでスローなミニマル・ポップ・サウンドが核となっている。アルバムの先行トラックとなるタイトル・ナンバー「Cranberry」は、メンバーのチャーリー曰く「より良いリスナー、もっと一般的なことを言えば、より良い人間、友人、そしてパートナーになろうとするために変わろうとする欲求」についての曲だという。また「Cranberry」だけでなく、アルバムに収録されている曲は、前作『TASTER』に比べると”より楽観的”なテーマが流れているとも語っている。
物思いにふけるまったりとした昼下がり。そんな穏やかなひと時に、開け離れた窓からふわりと風に乗って聴こえてくるような、ゆっくりふんわりとした優しいメロディー――HOVVDYの最新作『CRANBERRY』にはそんな音世界が溢れている。

 



Jeff Rosenstock / POST-

 

さいご。

 

まずはディスクユニオン紹介文から。

 

Fish Bone、Big D and The Kids Tableのようなアグレッシブなスカパンク・サウンドでニューヨークのシーンで人気を博したBomb The Music Industry!で活躍したJeff Rosenstockによるソロ作品。 2016年にUSA Todayで2016年の年間ベストアルバムに選ばれた前作「Worry」の次に送り出したのは、メロディックパンクやパワーポップのファンにも届く、爽快なシンガロング・アルバム。

2018/1/1に何の告知もなくデジタル配信にて発表された今作。前作「Worry」と比べると、一発録りでレコーディングされたような生々しい荒々しさの中に、彼ならではの親しみのあるメロディーの爽快さが見事に融合した「これぞJeff Rosenstock」というような唯一無二な見事な世界を作り出している。

■Jeff Rosenstock
Fish Bone、Big D and The Kids Tableのようなアグレッシブなスカパンク・サウンドでニューヨークのシーンで人気を博したBomb The Music Industry!で活躍。ソロ活動に転身して2016年に発表したWorryがUSA TodayのUSA Todayで2016年の年間ベストアルバムに選ばれ、ブレイクを果たす。アメリカのアニメチャンネル、Cartoon Networkにて放送されているCraig of Creekの音楽を担当するなど、その活動を広げている。

 

パワーポップが好きなので期待して聴いてみたのですが、あんまし良くなかったです(笑)。
最初は勢い任せ荒削りロックという印象を持ちました。

 

ですが、ちょいちょい繰り返し聴いてみると
歪んだギターとグッドメロディの宝庫。
ウィーザー好きにもおすすめできます。




以上、ピッチフォークの見逃しがちリストとMALO’s Pickでした!
気になったらぜひチェックしてみてくださいね。

 

おしまいに、このリストをなぜ出したか?ピッチフォークの大義をご紹介。

There’s simply so much music coming out every day that it’s impossible to hear it all; through lists like this, we hope to direct your attention to albums our writers and editors have been returning to, records that they want you to check out.

まろ訳
毎日毎日新しい作品が世に出てはいるが、それら全てを聴くことは不可能だ。
このようなリストを通じて、我々はあなたに各々のレコードに直接
興味を持ってもらいたいし、それらの作品はピッチフォークのライターや
編集者もあなたにチェックしてもらいたいものばかりだ。

と。我々が本当なら見逃していたかもしれない生涯の名盤に、
出会えるかもしれない機会を作ってくれているなんて、ありがたい限りです。

ぼくも微力ながら力になりたいと思うし、
これを読んでくれる音楽好きが1枚でもお気に入りのレコードを見つけることができれば
それがなによりの報酬でございます。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました^^

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