2017年 年間ベスト・アルバム
今年もCD、結構買いました。
カニエ・ウエスト”The Life Of Pablo”のダウンロードからはじまり
ケンドリックの”DAMN.”に大いにハマって終わる一年。
そこで、2017年リリースのベストアルバム10枚を選出してみました。
ぼくは評論家でもなんでもありませんから、
純粋に「よく聴いた」という観点からチョイス。では早速参ります。
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10
LCD Soundsystem
American Dream
待望の復活作。聴いた当初はスゲー!
とテンション上がって毎日聴いてたんですが
月日が経つとともに聴かなくなりました・・・。
個人的には前作”This Is Happening”がベストでしたね。
しかしながら”Tonite”~”Call The Police”のアンセムパレードは気持ちよし。
オススメ曲⑥⑦
9
Cloud Nothings
Life Without Sound
個人的に超好きなパワーポップバンドの最新作。
普通に最高です。最高なんですが
ミディアムテンポの曲が大半を占めており
彼らの真骨頂は速いテンポにグッドメロディが乗ってくるところにあると
ぼくは勝手に思っているので、それでいうと
やはり前々作”Attack On Memory”に軍配が上がるかな、と。
オススメ曲⑥
8
blink-182
California Deluxe Edition
ぼくの青春時代を彩ったバンドの最新作が、
新曲を追加したデラックスエディションとして再登場。
かなりいいです。名曲も入ってると思います。が、
やはり本編に収録されなかったのは理由があるんかなーと。
結局本編のファーストシングル”Bored To Death”のアコースティックが一番好きです(笑)。
オススメ曲③⑨⑫
7
Noel Gallagher’s High Flying Birds
Who Built the Moon?
一世を風靡した、オアシスのギャラガー兄弟の兄貴の新作。
弟のものはまだ聴いてないんですが、これは快作です。
1stとか2ndはオアシスっぽい曲が多く、懐かしい気持ちすら覚えたんですが
この3rdにはそういった曲が皆無。
しかも1曲目は意欲的なインスト曲。
カニエ・ウエストの”Power”に影響されたそうです。
その他もいい曲いっぱいで、一気に聴けます。
オススメ曲①②④
6
Weezer
Pacific Daydream
世界的なパワーポップバンド、Weezerの最新作。
アマゾンのレビューではまあまあ叩かれていたんですが、
個人的にはアリ。
前作・前々作はもちろん名作なんですが、聴く時に少し身構えてしまう自分がいて。
このアルバムは収録時間が34分弱。かる~く一気に聴けます。
でも曲は名曲のオンパレード。
オススメ曲①②⑤⑦
5
Kanye West
Life Of Pablo
※オフィシャルサイトでしかリリースされてないんで、
リンクは日本人がつくった「なんとなく、パブロ」にしました(笑)。
インフルエンサー、カニエさんの最新作。
リリースされるまでに何度もタイトルが変わったことが有名な本作ですが
内容はまさに讃美歌ラップ。でかつトリッピーな雰囲気。
グラミー賞で新人賞を獲得したことも記憶に新しい
チャンス・ザ・ラッパーがオープニングトラックで参加しています。
ぼくラップは普段全然聴かないんですけど、
カニエは雰囲気で聴けてしまいます。
オススメ曲①④⑫⑬
4
電気グルーヴ
Tropical Love
「人間はすべて大統領」という「人間大統領」の衝撃的フレーズから幕を開ける
日本を代表するテクノ・ユニットである電気グルーヴの最新作。
曲のほとんどをMacのガレージバンドで作ったらしいんですけど、
驚くべきクオリティの高さだと思いました。
「東京チンギスハーン」や「プエルトリコのひとりっ子」など名曲多数収録。
オススメ曲①②④⑦
3
Slowdive
Slowdive
19年振りに再結成したスロウダイヴの22年振りの新作(笑)。
正直、枯れっ枯れだろうなと全く期待してなかったんですが
聴いてビックリ。めちゃめちゃ瑞々しい。
ザ・シューゲイザーな楽曲はもちろん
ミニマルなトラックや、ギタードリヴンな曲も収録されており
飽きずに聴けます。最高。
オススメ曲②③④⑥⑧
2
Surfer Blood
Snowdonia
フロリダ発サーフ・ポップバンドの最新作。
ギターの死を乗り越えて、傑作を携え帰ってきてくれました・・・
1stや2ndは若さの勢いが伝わってくるんで
聴く方にもなんとなく気合が要るのですが
このアルバムはリラックスしながらも聴けます。
そういう意味ではウィーザーの最新作と似てるかもしれませんね。
これからも頑張ってほしいバンドです。そして来日してほしい。
オススメ曲①②③④⑦⑨(国内盤)
1
Kendrick Lamer
Damn.
今回もやっぱりやってくれました、ケンドリック。
2ndの”To Pimp A Butterfly”もリリックを理解すればするほど
深みにハマる迷宮的な名盤でしたが
今回も負けてないです。
前作の語りや前々作のようなセリフがないので、スッキリしています。
最初はカンフー・ケニーという謎の人格が誕生して
なんのこっちゃと思ってたんですが、
それはアルバムでは彼の「強さ」を表していて、
ちょこちょこ出てくる彼の「弱さ」との対比を描いていたという。
“Wicked or weakness(邪悪と弱さ)”
“Nobody pray for me(誰も自分のために祈らない)”
など何度も出てくるキーワードとも密接に絡み合っているのでしょう。
人間誰しも強い部分と弱い部分があって、揺れ動きながら生きている様子を
アルバム丸ごと使って表現しています。
まだ研究途中なんですけどね・・・
以上、2017年ベストアルバム10選でした!
どのサイトでも絶賛されている名盤から、
個人的な好みまでミックスされております(笑)。
聴いたことのない作品があったら、ぜひ手に取ってみては如何でしょうか^^
2018年も名盤にたくさん出会えることを願いながら・・・
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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