【名盤】Pitchforkが選んだドリームポップのベストアルバム30選と、個人的ベストアルバム3選

先日、ぼくが日頃から愛読している米音楽批評サイト「ピッチフォーク」が”The 30 Best Dream Pop Albums”を発表しました。

 

ドリームポップ、いいですよねえ。聴いててちょっと切なくなったり、夢心地になったりする音楽。

 

と個人的には考えてるんですけど

実際のところ「ドリームポップ」ってどんな音楽なんでしょうか。

本題に入る前に、そのことを少し考えてみたい。

 

Dream Popとは

 

ピッチフォークにおいても、このリストを紹介する前にこんな説明があります。

To be considered Britpop, for example, a record had to be guitar-based, from the UK, and released during a certain period.
(中略)

“Dream pop,” however, is a little different. The term has meant different things to different audiences at different times, because it was always more of a descriptor than a proper genre.

まろ訳

たとえばブリットポップは、ギターが入っていて、ある一定の期間においてUKから来た音楽だと考えることができる。

ところが「ドリームポップ」は少し違う。きちんとしたジャンルではなくキーワードのようなものなので、聴く人それぞれ、またその時々によって異なった解釈がされるからだ。

 

とのこと。
ではどのような観点でリストを作成したのでしょうか。

 

a list of 30 records that felt like they belonged together even as they came from different scenes, eras, and geographic locations.

30枚のレコードは、それぞれシーンも時代も場所も違うにもかかわらず、同じジャンルに属しているように感じる。

Despite the wide range of music here, there are certain qualities that unite these records: atmosphere, intimacy, a light coating of psychedelia, and, yes, dreaminess.

リストにあるレコードは幅広い音楽性を持ってはいるが、雰囲気、親しみやすさ、眩いサイケデリアの光に包まれるような感覚、そしてもちろん夢心地であるなど、一定の質を保持しているものばかりだ。

 

とのこと。

また、彼らによるシューゲイザーのベストアルバムリストとは被らないよう選定したと。

確かに同じ系統に分類をされることがありますよね。

実際、今回のリストの中にも、ぼくはシューゲイザーだと思って愛聴してたアルバムもございました。

 

ともかく、なんかドリ~ミィ~で雰囲気が似てるアルバムたちを、ピッチフォーク独自の判断で集めました!ってところでしょうか(笑)。

 

ピッチフォーク ドリームポップのベストアルバム50選

 

原文はこちらから見ることができます。

https://pitchfork.com/features/lists-and-guides/the-30-best-dream-pop-albums/

さて本題ですが、そんなピッチフォーク珠玉のリストを見ていきましょう。

フルリストは以下の通りです。

 

バンド名/アルバム名/発表年

30. A Sunny Day in Glasgow / Scribble Mural Comic Journal – 2007

29. Mazzy Star / She Hangs Brightly – 1990

28. The Pains of Being Pure at Heart / The Pains of Being Pure at Heart – 2009

27. Lush / Split – 1994

26. DIIV / Oshin – 2012

25. Wild Nothing / Gemini – 2010

24. The Radio Dept. / Clinging to a Scheme – 2010

23. Brightblack Morning Light / Brightblack Morning Light – 2006

22. Low / I Could Live in Hope – 1994

21. The Clientele / Suburban Light – 2000

 

20. Atlas Sound / Logos – 2009

19. Cocteau Twins / Blue Bell Knoll – 1988

18. Grouper / Ruins – 2014

17. Mojave 3 / Ask Me Tomorrow – 1995

16. Galaxie 500 / Today – 1988

15. The Sundays / Reading, Writing and Arithmetic – 1990

14. Low / Things We Lost in the Fire – 2001

13. Chromatics / Kill for Love – 2012

12. M83 / Saturdays = Youth – 2008

11. Spiritualized / Lazer Guided Melodies – 1992

 

10. Julee Cruise / Floating Into the Night – 1989

9. Beach House / Bloom – 2012

8. This Mortal Coil / It’ll End in Tears – 1984

7. Broadcast / Tender Buttons – 2005

6. Grouper / Dragging a Dead Deer Up a Hill – 2008

5. Yo La Tengo / And Then Nothing Turned Itself Inside-Out – 2000

4. Galaxie 500 / On Fire – 1989

3. Beach House / Teen Dream – 2010

2. Mazzy Star / So Tonight That I Might See – 1993

1. Cocteau Twins / Heaven or Las Vegas – 1990

 

なるほど、1980年代後半から現在まで、時代をまたいだタイムレスな作品が並んでおります!

 

この中でぼくが持っているレコードは以下の6枚。

 

◆ザ・ペインズ・オブ・ビーイング・ピュア・アット・ハート “The Pains of Being Pure at Heart”(28位)
◆アトラス・サウンド “Logos”(20位)
◆ギャラクシー500 “Today”(16位)
◆M83 “Saturdays = Youth”(12位)

◆Beach House “Bloom”(9位)

◆ギャラクシー500 “On Fire”(4位)

 

TOP3を聴いたことがなくすみません(笑)。

 

5位のYo La Tengoや11位のSpiritualizedは新作が出たら必ず買うほど好きなのですが、この時代の音源は未体験・・・

 

この中から厳選した3枚を発表します。

 

まろのベストアルバム3選

 

③Atlas Sound “Logos”



以下、Amazonの説明文。

USインディーの星、ディアハンターのソロ・プロジェクト!
ディアハンターのボーカル、ブラッドフォード・コックスのソロ・プロジェクト「アトラス・サウンド」によるセカンド・アルバムがいよいよ登場!2007年にリリースされた『Let The Blind Lead Those Who Can See But Cannot Feel』から2年ぶりとなる今作は独特の実験性や繊細さが多少影を潜め、よりポップな仕上がりとなっている。アニマル・コレクティヴとツアー中にパンダ・ベアーと合作した、テープ・ループやドゥーアップ要素満載の「ウォーカバウト」やあのステレオラブのVo.レティシアが参加する「クイック・カナル」など、インディ・ロックからイノセントなポップまで幅広いサウンドがフィーチャーされている。前作やディアハンターの音にも濃く表現されている内省的な雰囲気が和らぎつつも、ベッドルーム・レコーディングっぽさが維持されているところはさすがインディー奇才ブラッドフォードの匠の技。前から熱い支持を受けていたアトラス・サウンドとしては待望の日本デビューとなります!

この作品は、説明文冒頭にもありますように、USインディの巨星であるディアハンターのボーカル、ブラッドフォード・コックスによるソロ・プロジェクトです。
ぼくはディアハンターの名盤「マイクロキャッスル」経由でこの作品を知りました。

個人的にディアハンターは霧か靄がかかったサイケデリアという印象なのですが、アトラスサウンドは若干毛色が異なりまして、電球っぱいジャケの通り霧が晴れたような、明るい雰囲気。

2012年のHostess Club Weekenderで来日したときに観に行ったのですが、40分ぐらいのセットチェンジを経てステージにはアコギ一本のみ。
いやーもうちょい早く出て来れたっしょ(笑)!と思ったことをよく覚えてます。ライブも完全ひとりでした。

② The Pains of Being Pure at Heart ” The Pains of Being Pure at Heart”

2018年1月に来日したばかりのザ・ペインズ・オブ・ビーイング・ピュア・アット・ハート(以下ペインズ)の記念すべき1st。シューゲイザーの名盤だと思って聴いていましたが、今回ドリームポップのリストに入ってきました。

彼らについては散々こちらで語りましたので、割愛します(笑)。

【東の轟音・西の郷音】The Pains of Being Pure at HeartとFleet Foxesの来日公演、立て続けに行ってきた

①M83 “Saturdays = Youth”

こちらもシューゲイザーだと思って聴いておりました、M83の超名盤。

 

轟音ギターと浮遊感ある電子音が最高に心地良い一枚です。

ピッチフォークのドリームポップ ベスト30アルバムとまろのベスト3でした!

ベスト30にランクインしているギャラクシー500やビーチ・ハウスは、ドリームポップというくくりでなくてもよく見ますが個人的にはもーちょいギターがやかましく鳴っていて甘酸っぱいメロディのあったほうが好みなので、こんな感じになりました。

といっても、ジャンルをどう判断するかは人それぞれ。
個人的にはスロウダイヴやFleet Foxesなんかもドリームポップだと思って聴いているので、自分が楽しく音楽を聴くことができればそれでいいのかな、と思います。

みなさんも、お気に入りのドリームポップを見つけてみてはいかがでしょうか^^

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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