【名盤】Pitchforkが選んだシューゲイザーのベストアルバム30選と、個人的ベストアルバム3選

夏の終わり

 

日本を代表する2大ロックフェスである「フジロック」と「サマーソニック」が終わりました。夏が終わってしまった感じがして寂しい気分になりますが、

彼らが奏でた音楽はいつでも振り返り、追体験することができます。

 

個人的に行きたかったライブはたくさんありました。日本の夏フェスすごい。

フジロックのKendrick LamarやASH

サマソニのNine Inch NailsやMastodon

ソニックマニアのFlying Lotusそして電気グルーヴなどなど。

特に観たかったのがMy Bloody Valentine(通称マイブラ)でした。

 

マイブラはシューゲイザーってジャンルでは有名なバンドです。

でもちょっと待てよ、普段なにげなく口にしてるシューゲイザーってどんな音楽だ?

 

そう思い立ち、日頃愛読している米音楽批評サイト「ピッチフォーク」が発表した”The 50 Best Shoegaze Albums of All Time”を振り返るとともに、

個人的名盤も紹介したいと思います。

はじめてシューゲイザーに触れる方や、シューゲイザー大好きなみなさんのお役に立てればそれが何よりの幸せでございます。

 

Shoegazeとは

 

ピッチフォークではこのように語っていました。

 

Every music genre has two things in common: 1) No two people agree on its precise boundaries; 2) Artists dislike being labeled as such.

まろ訳:いずれの音楽ジャンルも、共通して二つのことがある。

1 二人としてその厳密な境を認めない

2 アーティストはジャンルでくくられることを好きではない

 

Shoegaze is no different. It’s a particularly unusual genre in that its name describes neither a sound nor a connection to music history. This music is, above all else, a place to explore the outer limits of guitar texture. And emotionally, shoegaze turns its focus inward.

シューゲイザーも例外ではなく、その名前がサウンドの内容や音楽の歴史とも無関係であるかなり珍しいジャンルである。

シューゲイザーとは、とりわけ、ギターに出せる音の物質的な限界を突破しようと探求する音楽である。

感情的な面では、人間の内面に着目する。

 

The extreme noise eliminates the possibility of socializing while the music is playing, leaving each member of the audience alone with their thoughts. It’s music for dreaming.

音楽が流れている間、その轟音は、聴くものたちの社会とのつながりを断ち切り、各々は自らの物思いに耽る。つまり夢を見るための音楽である。

 

とのこと。

ドリームポップとの違いは、ギターの限界に挑んでいるか否かなのでしょうか?

しかし感じ方は十人十色。

上で語られているように、シューゲイザーだのドリームポップだの明確なジャンル分けをすること自体に意味がないのかもしれませんが(笑)。

 

そんなピッチフォークがえらんだ50枚のアルバムがこちら。

 

ピッチフォーク シューゲイザーのベストアルバム50選

 

原文はこちらです。

https://pitchfork.com/features/lists-and-guides/9966-the-50-best-shoegaze-albums-of-all-time/

 

TOP10ダイジェスト。



フルリストは以下の通りです。

 

バンド名/アルバム名/発表年

50. Xinlisupreme / Tomorrow Never Comes – 2002
49. All Natural Lemon & Lime Flavors / Turning Into Small – 1998
48. Nothing / Tired of Tomorrow – 2016
47. The Telescopes / Taste – 1989
46. lovesliescrushing / Bloweyelashwish – 1994
45. Drop Nineteens / Delaware – 1992
44. Autolux / Future Perfect – 2004
43. The Veldt / Afrodisiac – 1994
42. Adorable / Against Perfection – 1993
41. Starflyer 59 / Gold – 1995

 

40. Curve / Doppelganger – 1992
39. Windy & Carl / Antarctica (The Bliss Out, Vol. 2) – 1997
38. A Place to Bury Strangers / A Place to Bury Strangers – 2007
37. Asobi Seksu / Citrus – 2006
36. Bowery Electric / Bowery Electric – 1995
35. A Sunny Day in Glasgow / Ashes Grammar – 2009
34. Pale Saints / In Ribbons – 1992
33. The Brian Jonestown Massacre / Methodrone – 1995
32. Alcest / Souvenirs D’un Autre Monde – 2007
31. Ulrich Schnauss / A Strangely Isolated Place – 2003

 

30. Blonde Redhead / 23 – 2007
29. Medicine / Shot Forth Self Living – 1992
28. Bardo Pond / Amanita – 1996
27. Lush / Spooky – 1992
26. Flying Saucer Attack / Further – 1994
25. The Boo Radleys / Giant Steps – 1993
24. Lilys / In the Presence of Nothing – 1992
23. Catherine Wheel / Ferment – 1992
22. M83 / Dead Cities, Red Seas & Lost Ghosts – 2003
21. Pale Saints / The Comforts of Madness – 1990

 

20. Jesu / Jesu – 2004
19. Curve / Pubic Fruit – 1992
18. Kitchens of Distinction / Strange Free World – 1990
17. Chapterhouse / Whirlpool – 1991
16. Mercury Rev / Yerself Is Steam – 1991
15. Swervedriver / Raise – 1991
14. My Bloody Valentine / m b v – 2013
13. Seefeel / Quique – 1993
12. Slowdive / Pygmalion – 1995
11. Swirlies / Blonder Tongue Audio Baton – 1993

 

10. Swervedriver / Mezcal Head – 1993


9. Catherine Wheel / Chrome – 1993

8. Lush / Gala – 1990

7. Slowdive / Just for a Day – 1991


6. The Verve / A Storm in Heaven – 1993


5. Ride / Going Blank Again – 1992


4. My Bloody Valentine / Isn’t Anything – 1988


3. Ride / Nowhere – 1990


2. Slowdive / Souvlaki – 1993


1. My Bloody Valentine / Loveless – 1991


 

以上です。
年代別に選出数をみると
1980年代から2枚
1990年代36枚
2000年代が10枚
2010年代が2枚
となっており、90年代が最多で、TOP10もすべて90年代の作品が占める結果となっています。

 

まろのベストアルバム3選

 

ピッチフォークのリスト内でぼくが持っているレコードは以下の12枚。
ドリームポップのリストの倍(笑)!

 

【名盤】Pitchforkが選んだドリームポップのベストアルバム30選と、個人的ベストアルバム3選

 

それもそのはず、シューゲイザーこそが自分の求めている音楽だと思い込んで
名盤とよばれるものは片っ端から収集してたからです。
その中にはドリームポップのリストも含まれていたということ。

 

A Sunny Day in Glasgow、Mercury RevやThe Verveなんかも聴いたことあるのですが、ランクインしてるアルバムは持っておらず。気になります。

 

◆ナッシング “Tired of Tomorrow”(48位)
◆M83 “Dead Cities, Red Seas & Lost Ghosts”(22位)
◆スワーヴドライバー “Raise”(15位)
◆マイ・ブラッディ・バレンタイン “m b v”(14位)
◆スロウダイヴ “Pygmalion”(12位)
◆スワーヴドライバー “Mezcal Head”(10位)
◆スロウダイヴ “Just for a Day”(7位)
◆ライド “Going Blank Again”(5位)
◆マイ・ブラッディ・バレンタイン “Isn’t Anything”(4位)
◆ライド “Nowhere”(3位)
◆スロウダイヴ “Souvlaki”(2位)
◆マイ・ブラッディ・バレンタイン “Loveless”(1位)

 

さてこの中から厳選した3枚はコレだ。
これを書いている最中にも、ちゃあんと聴き返しながら
自分の本当に好きなアルバムのみピックアップ!

 

まろのベストアルバム3選

 

③Nothing “Tired Of Tomorrow”

 



ピッチフォークのリストの中ではいちばん新しい、2016年の作品。

ぼくはこのリストに載るまで彼らを知りませんでした。
聴いてみてビックリ!
浮遊感と疾走感が同居する、さわやかシューゲイザーサウンドがそこにはありました。
以下、アマゾンの説明文。

 

内容紹介
USフィラデルフィア出身、現行USシューゲーズ/グランジの最高峰NOTHING、待望のセカンド・アルバム!
前作アルバム「Guilty of Everything」が世界中で賞賛を浴びたNOTHINGの新作は、今年で25周年を迎えるエクストリーム系レーベルの頂点Relapse Recordsと日本国内で現行USインディー/オルタナのリリースを行なうICE GRILL$よりリリース!
本国のストアでわずか1週間で5000枚以上に及ぶプリーオーダーを記録中! プロデューサーにはTITLE FIGHTやCIRCA SURVIVEを手掛けるWill Yipを迎え、MY BLOODY VALENTINEやSLOWDIVEといった90’sシューゲイザー、RAIDOHEADやSMASHING PUMPKINSを始めとするグランジ/オルタナ、インディー・ロック、パンクの要素を見事にブレンドした優しくもヘヴィーで浮遊感溢れるノイジーなギター、エモーショナルで心地良いハーモニー、ドリーミーで甘酸っぱいヴォーカルのメロディーが一体となったサウンドはすでにNME、ROLLING STONE、NOISEY、SPIN、NPRなどの音楽専門誌やラジオ、テレビなど数多くのプレスからも絶賛されている。

 

メディア掲載レビューほか
USフィラデルフィア出身のシューゲイズ/グランジ・バンド、ナッシングのセカンド・アルバム。プロデューサーはTITLE FIGHTやCIRCA SURVIVEを手掛けるWill Yipが担当。1990年代シューゲイザー~グランジ/オルタナ、インディー・ロックを踏襲したノイジーなギター、エモーショナルで心地良いハーモニー、ドリーミーで甘酸っぱいヴォーカルのメロディーが一体となったサウンドは現地プレスからも絶賛! (C)RS

 



②Ride “Going Blank Again”

 

こちらで散々語ってます。

【孤高のシューゲイザーバンド Pt.2】ライドの単独公演に行ってきた

 

1stのノーホエアもいいんですけど、個人的には2ndのこっち。
1作目の切り裂くような青春シューゲイザーと
にじ色ポップがいい具合に融合されています。
中でも2曲目の”Twisterella”は超名曲!たぶんシューゲイザーじゃないけど!

 

 



 

特典いっぱいのスペシャル・エディションがオススメです。

 

①Slowdive “Pygmalion”

 



 

スロウダイヴについては、こちらでもタップリと語ってます。

 

【孤高のシューゲイザーバンド】スロウダイヴの初単独公演に行ってきた

 

彼らは復活後の最新作まで含めると全4枚のアルバムを出してますが、
中でも3枚目のピグマリオンはズバ抜けていい。

1枚目は叙情的、2枚目はそれが洗練された印象を受けますが
3枚目の内容はそれまでとは全く異なり
宇宙までぶっ飛ばされるようなドリーミィな内容です。

 



 

ボーナスディスク付きのリイシュー盤が良い。

 

以上、ピッチフォークのシューゲイザー ベスト50アルバムとまろのベスト3でした!

みなさんのベストはどのアルバムでしたでしょうか?

ぜひぜひ教えてください^^

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 

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