ガラスのような冷たさと鋭さを持ったギターロックバンド
これまでとは少し毛色の違ったバンドのロックTを紹介します。
バンドはプラシーボです。彼らはイギリスはロンドンのバンドでして、
ボーカルの美しい声とは相反するヘヴィなリズムが特徴的です。
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このライブはラルクやDir En Grayが好きな友達の誘いに乗って参加してきました。
バンド名の由来が興味深く、Placeboとは「偽薬」と訳すそうです。
「プラシーボ効果」という言葉もあり、
患者さんに薬だと言って飲ませるものの実際は薬ではないのにも関わらず、
何らかの改善が表れるとのことです。
日本でもよく言われる「病は気から」の最たる例ですね!
ぼくはそれまでプラシーボを聴いたことがなかったので乗り気ではなかったんですが、
聴いてみるとポップなメロディにジャキジャキしたギターやブンブンとしたベースと
ぼくの好みをなかなかに突いてくる感じだったので友達に「行く!」と即答しました。
会場は赤坂ブリッツ。ソールドアウトしてました。
ライブが始まってみると、ベースがGibsonのサンダーバードから鳴らす
期待以上のヘヴィなリフの応酬で、完全にプラシーボワールドに引き込まれたことを覚えています。
ライブまではベスト盤と当時の最新作「Battles For The Sun」しか聴いてなかったんですが、ライブがあまりにもよかったんで過去作も聴きました。
ぼくの一番のお気に入りは「Sleeping With Ghosts」です。「This Picture」の浮遊感や「The Bitter End」のカッコよさなど
収録曲全てに個性があり、聴いていて楽しんですよね。みなさんのお気に入りはどのアルバムでしょうか^^
そんな音楽的に個性の強い彼らですが、Tシャツのデザインもなかなか尖っています。
月の満ち欠けです。
右下には控えめにバンド名がプリントされています。バックプリントはありません。
一見するとロックTに見えない、とてもオシャレなデザインだと思います。
このときのライブを最後に、2016年現在まで来日公演はありません。
今年は結成20周年ということでヨーロッパをツアーしているようですが、
日本での公演も行われることを願ってやみません!
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