ブレイク中サカナクションのあとにひっそりと登場。
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サーファー・ブラッドがサマーソニック2010にて来日した際のTシャツです。
彼らといえば2009年のデビューシングル「Swim」がPitchforkにてBest New Musicを取っており
ぼくはまたしてもピッチフォーク経由で知りました。
デビューした時から今までずーっと新作が出る度に買い、聴き続けています。
名曲「Swim」
ウィーザーっぽいですが、もっとドリーミーな感じです。
彼らの奏でるこの太陽の光いっぱいに浴びた感じのギターポップがぼくは大好きなんです。
「Swim」が収録されたデビューアルバム「Astro Coast」(大学の寮で奨学金を使ってレコーディングされたそうです)」が
2010年にリリースされるやいなや、ピッチフォークをはじめとするメディアで大絶賛され、スマッシュヒットを記録。
世界各地のフェスに出演し、その流れで日本にも来てくれました。
サマソニではSonic Stageという中くらいのステージの2番目の登場。
最前列で観れました。
サマソニで、最前列でフェンスにもたれかかりながら観たアクトなんて、後にも先にもサーファーブラッドぐらいです。
ひとつ前のアクトがブレイク中のサカナクションでして、観てる人が10倍ぐらいいたと思います笑。
そのときのTシャツがコチラ。わかる人はわかると思いますが、
Joy Divisionの名盤「Unknown Pleasures」のジャケットのパロディとなってます。
なかなかセンスいいですよね!
バンドメンバーの死
当時も今もめちゃめちゃ人気があるというわけでもないですが、
2011年にEP「Tarot Classics」、2013年にセカンドアルバムである「Pythons」
そして2015年にはサードアルバムの「1000Palms」をリリースと
コンスタントに良質な作品をぼくたちに届けてくれる稀有なバンドだと思います。
そんな折、オリジナルメンバーであるギタリストのThomas Feketeが突然バンドを去ります。
理由は、とても珍しい癌の一種に冒されたためです。
そして肺と脊椎に転移もしているとのことでした。
彼らはGoFundMeというクラウドファンディングのサービスを使ってトーマスの治療費を集めましたが、
2016年の5月、彼はこの世を去ります。
長年一緒にやってきたバンドメンバーが、病気という不本意な形でバンドを抜け、死に至ってしまう。
こんなに悲しいことがあるでしょうか。
ぼくはピッチフォークでサーファーブラッドに関するニュースが出る度にチェックし、快復を祈ってましたが
叶うことはありませんでした。
そのあとのインスタの投稿。愛してるよ、君がいないと今のぼくらはなかったと。泣けます。
悲劇を乗り越えて
その後メンバーチェンジを経ながらも彼らは精力的に活動を続け、待望の新作「Snowdonia」をアナウンス。
アルバムトレイラー。氷山がジャケで、冷たい印象を受けますが、どうなんでしょうか。
先行シングル「Matter of Time」のPVもアップされました。
こちらはもう相変わらずのサーファーブラッド印な感じで最高です。
想像を絶する、大変なことがあったのにもかかわらず活動を続け
変わらぬグッド・クオリティの曲を届けてくれる彼らには
感謝しかありません。
新作も必ず買って、彼らをサポートし続けたいと思います。
また、サーファーブラッドのような、みんなが知らないであろういいバンドを
ぼくはネットを介して多くの人に届けていきたいと思います。
お読みいただきありがとうございました!
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「Surfer Blood Summer Sonic サーファー・ブラッド サマソニ 2010」への1件の返信
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